NASCARは、2017年からトップシリーズのタイトルスポンサーが変更となることにあわせ、シリーズのロゴを刷新。そのデザインを公開した。
1971年から2003年までは、タバコメーカーのウィンストンがタイトルスポンサーを務めウィンストンカップとして開催されてきたNASCARのトップシリーズ。2004年から携帯電話事業を営むスプリント・ネクステルがタイトルスポンサーとなり、2008年からはスプリントカップとして開催されていた。
そして、2017年からはスプリント・ネクステルに代わり、エナジードリンクのモンスター・エナジーがタイトルスポンサーに就任。これに合わせて、NASCARはシリーズのロゴを新たに制作した。
新ロゴの制作は2016年初頭にスタート。これまでのロゴに敬意を表する形で、従来のイエローとレッド、ブルーの色使いはそのままに、よりシンプルなデザインに生まれ変わっている。
また、トップシリーズの名称が『モンスター・エナジー・NASCARカップ・シリーズ』となることも明らかにされ、こちらのロゴデザインも公開された。
NASCARの上級副社長でマーケティングを統括するジル・グレゴリーは「新しいNASCARロゴは現代的かつ時代に左右されないデザインでありながら、過去の歴史に対する賛辞も含まれている」と語る。
「これまでのロゴに使われていた要素を新しいデザインにも活用することは、何よりも重要なことだったんだ」
「オリジナルの特徴を引き継ぎながら、よりシンプルで機能的なロゴを生み出すことが目標だった。それを達成することができたよ」
新たなタイトルスポンサーを迎えて行われる『モンスター・エナジー・NASCARカップ』の初戦は2月26日のデイトナ500となる。