声優アーティストの宮野真守は、12月17日・18日に自身初となる横浜アリーナ2DAYS公演を開催し、2日間で約25,000人を動員した。特に18日は全国ライブツアー「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2016 ~MIXING!~」の最終日であり、宮野の魅力が“MIXING”された公演となった。
1曲目の「SHOUT!」は、叫ぶような力強い歌声と全身を使った荒々しいパフォーマンスで圧倒し、一気に会場の温度を上げた。
炎の演出とダンスパフォーマンスで魅せた「Burning Point -TRAP REMIX-」に続く「Sugar, Sugar」では、一輪のバラにキスをして客席に投げるという、序盤からファンを卒倒させるような演出を見せた。
着替え後の4曲目は、最新曲の「テンペスト」。同曲は佳境を迎えている『うたのプリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター』 のオープニングテーマだけに、作品ファンにも響く歌唱となった。
「今宵は色とりどりの宮野真守の世界をみなさんにお届けしたいと思っています」と挨拶をした後は、セクシーなダンスが印象的な「BLACK OR WHITE」を披露。その勢いのまま定番曲「Kiss×Kiss」に突入し、宮野からの投げキッスの嵐で会場全体に笑顔の輪が広がった。
7曲目の「HOW CLOSE YOU ARE」は星空の映像をバックに歌唱し、その情感あふれる声で観客を惹き込んだ。続くバラードコーナーでは「RINNE」「Beautiful Life」「J S」の3曲を聴かせ、特に大胆なアコースティックアレンジで披露した「J S」はファンを驚かせた。
本編中盤の映像コーナーでは、「奥さまもマモ」と題したドタバタコメディを上映。宮野は1人5役に挑戦し、個性的なキャラクターを見事に演じ分けた。“マモンサ”の魔法でステージに呼び戻された宮野は、「UPSIDE DOWN」の振り付けレクチャーをユーモアたっぷりに行い、会場を再び温かい雰囲気で包んだ。
続く“STY Non Stop Remix”では、「BODY ROCK」「BREAK IT!」「NEW ORDER」 などのSTY楽曲をRemixメドレーで披露。早着替えをしてみせるなど、視覚でも“MIXING”を楽しませた。