2000年代に大ブレイクしたドイツ発の「トキオ・ホテル」に、特にヨーロッパの若いファンは熱狂。彼らの言葉を理解したいと大勢の女子学生が学校でドイツ語クラスを選択するなどの社会現象も話題になったが、アルバム『Humanoid』の発表後しばしの時を経て2014年にリリースしたアルバム『Kings of Suburbia』はそれまでの音楽・スタイルとずいぶんかけ離れており、かつてのファンの一部は大きなショックを受け「ファンを止めた」とも伝えられた。
そんなトキオ・ホテルのボーカルとして最も人気の高いメンバーであるビル・カウリッツ(27)が、今年春にソロアーティストとしてEP『I'm Not OK』を発表。うち楽曲『Love Don't Break Me』『Not Over You』のPVを公開し、新旧ファンの注目を集めている。特に『Not Over You』のPVの中で、ビルはシンプルながら彼の美貌を際立たせる映像でファンを魅了し、ファッショナブルでシックな衣装、またストリート系ファッションやクールな髪型でファンを惹きつけた。しかしこのふわっと長めに伸ばしている髪はPVの最後に自らバリカンで短くしており、長髪だった彼を愛した昔のファンは「なんてもったいないことを」と少なからずショックを受けてしまった。