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綾野剛主演『武曲 MUKOKU』に前田敦子ら出演へ 前田「確実に素敵なものになっている」

2016年12月19日 18:32  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)「武曲 MUKOKU」製作委員会

 2017年初夏に公開される綾野剛主演映画『武曲 MUKOKU』の第2弾キャストとして、前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明の出演が発表された。


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 本作は、芥川賞作家・藤沢周の小説『武曲』を、『海炭市叙景』『私の男』の熊切和嘉監督が映画化した人間ドラマ。幼い頃から剣道の達人だった父に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となるも、現在は生きる気力を失い、どん底の日々を送る矢田部研吾と、ラップのリリック作りに夢中な天衣無縫の高校生・羽田融との宿命の対決を描く。綾野が主人公の矢田部研吾役、村上虹郎が羽田融役をそれぞれ演じ、『そこのみにて光輝く』の高田亮が脚本、『海炭市叙景』の近藤龍人が撮影、『味園ユニバース』の池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)が音楽をそれぞれ手がけている。


 前田は、綾野演じる矢田部研吾の恋人・カズノ役、風吹は、研吾とカズノが通う小料理屋の女将・大野三津子役、小林は、かつて“殺人刀の使い手”と言われた研吾の父・矢田部将造役、柄本は、研吾の師である剣道範士八段の僧侶・光邑雪峯役をそれぞれ演じる。


<前田敦子(カズノ役)コメント>
熊切監督のすごく真剣に作品に向き合っている姿が素敵で、その前向きさに助けられました。毎回シーンを撮った後の熱量がすごくて、確実に素敵なものになっているんだと思います。綾野さん演じる研吾は、本当に男臭い男だなと。男同士のプライドの闘いっていうのは、男の人にしか分からないものがたくさんあると思いますが、そこまで熱くなれるのってかっこいいと思います。


<柄本明(光邑雪峯役)コメント>
頂いたオファーは全てありがたいです。熊切監督には以前から興味があり、本作の脚本を読んだとき、『スターウォーズ』だと思いました。見た方に喜んで頂ければうれしいです。


(リアルサウンド編集部)