第3戦アメリカズGP。オースティンでは3年連続ポール・トウ・ウインを飾っているマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がフリー走行1回目から予選までトップタイムを記録してポールポジションを獲得。2番手にホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)、3番手にバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)の順で続く。
マルケスは決勝でもスタートからレースをリードすると独走。オースティンでは4年連続となるポール・トゥ・ウインを達成した。
2位にロレンソが続き、ロッシは3番手走行中の3周目にスリップダウンし転倒、シーズン初リタイアに終わった。
前戦の接触によるペナルティで予選を4番手で終えながら、3グリッド降格の7番グリッドからスタートしたアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が3位と今シーズン初表彰台を獲得。
マーベリック・ビニャーレス(スズキ)とアレイシ・エスパロガロ(スズキ)が4位を争い、ビニャーレスがMotoGPクラスベストフィニッシュとなる4位でゴール。アレイシ・エスパロガロが5位に続いた。
いっぽう、前戦アルゼンチンGPでイアンノーネにぶつけられて表彰台をふいにしたアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)だが、今度はダニ・ペドロサ(ホンダ)に1コーナーで追突されて2戦連続のリタイアとなった。
ペドロサは1コーナーのブレーキングでマシンが振られ、コントロールを失ってドビジオーゾに接触したため、ペナルティの対象とはならなかった。
ポイントランキングでは開幕3戦で2勝、全戦で表彰台に立ったマルケスが66ポイントでトップ。21ポイント差の2位にロレンソ、ロレンソから12ポイント差の3位にロッシの順となった。