F1買収の手続きを進めているリバティ・メディアが、次なるステップとして15億5,000万ドル(約1,819億円)の資金を調達したことを発表した。
リバティ・メディアがF1の筆頭株主になるべく、最大株主であるCVCキャピタル・パートナーズ率いる売り手のコンソーシアムから株式を買収することで、9月に合意した。リバティ・メディアはF1の親会社であるデルタ・トプコの株式を100パーセント取得する予定で、まずは18.7パーセントの株式買収を完了させている。
リバティ・メディアは、第三者の投資家グループがシリーズCリバディ・メディア普通株式を購入することで15億5,000万ドルを支払うことに合意したと発表した。
15億5,000万ドルの投資はF1株式取得に必要な資金に当てられるという。この取り引きを完了した後、リバティ・メディアはフォーミュラワン・グループと改名する。
第三者の投資家はフォーミュラワン・グループの株式約26パーセントを所有することになるということだ。
リバティ・メディアは2017年1月に株主総会を開催し、F1買収取り引きに関するいくつかの問題について投票を実施することを明らかにしている。