横槍メンゴの漫画『クズの本懐』が連続ドラマ化されることがわかった。
月刊『ビッグガンガン』で連載中の『クズの本懐』は、高校2年生の安楽岡花火と彼女を取り巻く人々が織り成す、純粋で歪んだ恋愛模様を描いた作品。アニメ版も1月12日からフジテレビの深夜枠「ノイタミナ」で放送される予定だ。
ドラマ版はフジテレビオンデマンドでの先行配信を経て、1月18日から地上波で放送。安楽岡花火役を吉本実憂が演じるほか、花火と秘密の関係を結んでいる同級生・粟屋麦役には桜田通、鐘井鳴海役に水田航生、絵鳩早苗役に池上紗理依、皆川茜役に逢沢りながキャスティングされている。
■吉本実憂のコメント
この作品の本質は「人の心の中」にあります。
花火の行動は無茶苦茶。
でも花火は自分と向き合うようになり、頭の中がごちゃごちゃだった状態から抜け出していきます。
消えそうなほど繊細な光というものを表現出来ればと思いますし、感情の移り変わりにぜひ注目して頂きたいです。
■桜田通のコメント
約2年前、タイトルと表紙の花火に目を惹かれ出会ったのは、人を想う心の苦しさを包み隠さず綺麗事も存在しない「クズ」達の物語。美しく繊細な表現をする横槍メンゴさんが女性であることも説得力があり、一気に心を掴まれました。真っ直ぐに歪んでいく心と理性の瞬間に命を吹き込み、共有したい。この願いが動き始めました。実写化する意味とその価値を、責任の重さを、今一度見つめ直し、麦として「クズの本懐」の世界に飛び込みます。
■横槍メンゴのコメント
アニメ化に引き続きましてなんとドラマ化も決定です。
しかも前代未聞の同時放送とききまして、ワクワクがとまりません!
より生っぽく、よりリアルに、「クズ」の世界の息遣いを感じていただけたらと思います!