2017年に向けてマクラーレン・ホンダと契約、F1に初のレギュラー参戦を果たすストフェル・バンドーンが、自身が選んだパーマネントナンバーの由来を明かした。
バンドーンはジェンソン・バトンに代わって、2017年にフェルナンド・アロンソのチームメイトを務める。
すでに今年のバーレーンでアロンソの代役としてF1デビューを果たし、その際には「47」を使用したバンドーンだが、6日にFIAが発表した2017年F1エントリーリストで、パーマネントナンバーは「2」であることが明らかになった。
2014年以降の規則で、F1ドライバーはキャリアを通して使用するレースナンバーを選ばなければならないと定められている。
バンドーンは、チームのインタビューにおいて、レースナンバー「2」を選んだ理由を聞かれ、次のように答えた。
「シングルシーターでレースを始めた時、初めて使った番号だから、これを選んだ。2010年のフォーミュラ4・ユーロカップ1.6の時のことだ」
「その時は自分でナンバーを選んだわけではなく、与えられたナンバーだった。でもその年はうまくいった。何度も優勝して、何度も表彰台に上がった。だからいい思い出が詰まったナンバーなんだ」
F1に本格参戦する2017年に向けて何が一番楽しみかと聞かれ、やはり母国ベルギーで走ることだとバンドーンは答えた。
「もちろん、来シーズン全体がハイライトになるけれど、レースひとつひとつを考えれば、スパ・フランコルシャンだ。僕のホームグランプリだし、大好きなコースだからね」
「スパで初めてF1マシンでレースができる。たくさんのファンや家族が来てくれるはずだから、今から楽しみで仕方ないよ」