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星野源が“先輩”役で声優初主演 森見登美彦原作『夜は短し歩けよ乙女』アニメ映画化

2016年12月15日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会

 森見登美彦原作『夜は短し歩けよ乙女』のアニメ映画化が決定。あわせて、主人公“先輩”役を星野源が務めることが発表された。


参考:『逃げ恥』過去最大級のヤキモキの渦! “対等な関係性の難しさ”に迫った第10話


 本作は、第20回山本周五郎賞受賞、並びに2007年本屋大賞2位に選ばれ、累計売上120万部を超えるベストセラー、森見登美彦原作の『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫刊)をアニメ映画化したもの。京都を舞台に“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”の恋の模様を描く。


 物語の主人公“先輩”役は、『逃げるは恥だが役に立つ』などで役者として活動するほか、昨年に続き本年度の紅白歌合戦に出場が決定するなどシンガーソングライターとしても活動する星野源が務める。アニメ声優として単独初主演となった。監督は、『四畳半神話大系』や、映画『マインド・ゲーム』、TVアニメ『ピンポン THE ANIMATION』(2014)の湯浅政明。


 本作と同じく森見登美彦原作で、世界観や登場人物を共有する『四畳半神話大系』は熱狂的な人気を博し、TVアニメとして史上初の文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。脚本の上田誠(ヨーロッパ企画)、キャラクター原案の中村佑介、主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATIONという、『四畳半神話大系』と同じクリエイター陣が6年ぶりの再集結となった。


 このたび公開された中村佑介によるキービジュアルでは、舞台となる京都の四季を背景に、瞳を輝かせた乙女に対しがんじがらめで動けなくなっている“先輩”の姿が描かれている。


■星野源 コメント
湯浅政明監督からある日、直筆の手紙が送られてきました。お会いしたこともないのになぜ?と思いながら封を開けると「星野源さんに主人公を演じていただけたら、絶対に面白い作品になります」と直筆にてオファーの言葉がありました。映画『マインド・ゲーム』を観た12年前のあの日から人知れず湯浅監督作品を敬愛していた私は、お断りする選択肢が浮かびませんでした。
“先輩″役、とても楽しみです。何卒よろしくお願いします。


■湯浅政明監督 コメント
森見登美彦先生の御長女『夜は短し歩けよ乙女』待望のアニメ映画化です!
『四畳半神話大系』のスタッフが再び集結して張り切って制作いたしました!映画はタイトル通り、乙女が一晩歩き続けながら進行します!森見先生が構想しながら使わなかったアイディアも実現!以前読んだ時は気づかなかった、思わぬキャラクターの関係も読み解きました!
先輩の声を、なんと星野源さんが担当という事も皆が張り切る理由に!!
面白いこと請けあいなので、ぜひ劇場でご覧になってください!!


■原作・森見登美彦 コメント
これまでの長い紆余曲折を振り返れば感無量。
湯浅監督をはじめ関係各位のご尽力に深く感謝しつつ、
「黒髪の乙女」と銀幕で出会える日を楽しみにしております。


(リアルサウンド編集部)