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美女自転車集団「ちゃりん娘」が快走 びわ湖一周「ビワイチ」を動画で紹介

2016年12月14日 15:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「ビワイチ」動画に出演した「ちゃりん娘」
今や900万人以上いると言われるスポーツ自転車愛好者。少し郊外に行くと、ファッショナブルなウェアで颯爽と自転車を漕ぐサイクリストを見かけることも増えたようだ。そのスポーツ自転車を「楽しい」と感じてもらうことを使命とする女性ユニットがいる。その名も「ちゃりん娘(ちゃりんこ)」だ。自転車文化の振興・普及を図るための活動を、継続的・安定的に行うことを目的にしている「ちゃりん娘」は、昨年は68件のイベントやレースに参加した。そしてこのたび、その彼女らがびわ湖一周サイクリングコース「ビワイチ」を紹介する動画に出演、その魅力を伝えている。

【動画を見る】

2011年6月に結成された「ちゃりん娘」は、関西を中心に活動する、13名から成る女性ユニットだ。女性向けにメンバーと一緒に走る「女子会」を毎月開催するなど、スポーツバイクファンの女性を増やす活動をしたり、子ども向けに「スポーツバイクツーリング」などの企画を提案するなど、5年間活動を続けてきた。またスポーツバイクだけでなく、放置自転車を無くすイベントに出席したり、自転車運転者が信号を守るよう活動するなど、一般の自転車マナーアップにも貢献している。今年は大阪府警本部交通部「自転車対策室」の広報啓発モデルユニットにも任命された。


その「ちゃりん娘」メンバーが、多くのサイクリストにとって憧れのびわ湖一周サイクリングコース「ビワイチ」を自転車で颯爽と楽しむ動画が公開された。日本一の面積と貯水量を誇るびわ湖の美しい水面を眺めながら、名所を訪れることもできる「ビワイチ」は、雄大な自然も魅力的なサイクリングコースだ。


一周約200kmの「ビワイチ」は、滋賀県守山市の第二なぎさ公園からスタート。晴れ渡った青空の下、自転車を連ねて快走する「ちゃりん娘」メンバーたち。途中で自転車を降りて、景色を眺める際には清々しい表情を見せた。メタセコイア並木を走り抜けると、白髭神社に到着。びわ湖の中に大鳥居を構え、パワースポットとしても知られる絶景には、「ちゃりん娘」メンバーも足を止めずにいられない。長さ1350mの琵琶湖大橋を渡れば、スタート地点の第二なぎさ公園に戻り、ゴールとなる。


守山市では「ビワイチ」サイクリストのために、市内のサイクリング情報を掲載したパンフレットを提供している。レンタサイクル、自転車を持ち込める宿、トイレや給水などのサービスを行うサイクルサポートステーション(サイクリストおもてなし施設)、駐車場などサイクリストに役立つ情報が掲載されている。


ドローンも駆使したこの美しい風景と「ちゃりん娘」の爽快な走りっぷりで、「ビワイチ」サイクリストがさらに増えそうだ。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)