トップへ

「特撮のライブがしたいと思った」大槻ケンヂ率いる特撮、赤坂BLITZで2016年を締めくくり

2016年12月14日 14:31  リアルサウンド

リアルサウンド

撮影:西槇太一

 大槻ケンヂ率いるロックバンド・特撮が、『2016 ファイナルウォーズ 空想ルンバ』と題したライブを赤坂BLITZにて行った。


 今年で50歳を迎えた大槻ケンヂのメモリアルイヤー、そして2016年の特撮の締めくくりともいえる今回のライブは新旧織り交ぜたセットリストを披露。オープニングではBGM中に三柴 理(Pf)が登場し、「追想」を演奏。ライブは大槻の「一緒に叫ぼうぜ!シュプレヒコール!」という煽りから「ヨギナクサレ」でスタートした。


 その後も、今年の2月に発売された最新アルバム『ウインカー』の収録曲を中心に演奏。MCで大槻ケンヂが「喉の手術をして、話すことができなかった時、特撮のライブがしたいと思った」と心中を打ち明ける一幕も。そして、「愛のプリズン(特撮ver.)」では会場が歓声や合いの手で一体となった。その後も「文豪ボースカ」や「5年後の世界」などの楽曲を次々と披露する中、「林檎もぎれビーム」で盛り上がりは最高潮を迎え、本編を締めくくった。


 客席からの熱烈なアンコールを受け、今度は三柴 理による「Arion」と共に再び登場したメンバーは、「荒井田メルの上昇」「ケテルビー」と続き、「来年の予定はまだ決まってないけど……」と一言添えてラストナンバー「じゃあな」を披露。2016年の特撮は大盛況で幕を閉じた。


 なお、大槻ケンヂは2017年2月6日に吉祥寺Star Pine's Caféにて開催されるイベント『大槻ケンヂBIRTHDAY LIVE !これからはこんな音楽もやっていきたいな。』への出演が決定している。(リアルサウンド編集部)