アール・バンバー(911 GT3 R #911): 「シーズンの最後に表彰台に登ることができて最高です。ドライコンディションでは好調でずっとトップでしたが、雨が降り始めてタイヤにトラブルが発生しました。しかし雨が激しくなるとともに調子が戻りました。過酷なレースでしたがポルシェにとっては良い結果となりました。」
パトリック・ピレ(911 GT3 R #911): 「セパンは初めてでしたが、レース序盤からさまざまな条件を経験することになりました。天気予報がヨーロッパや米国のように信頼のおけるものではないということも経験しました。そしてここでは、ウェットコンデョションでもレインタイヤ同様にスリックで速く走ることができます。雨でもアスファルトがそれほど滑らないからです。シーズン最後のレースは良い経験になりました。」
ニック・タンディ(911 GT3 R #911): 「911 GT3 Rはドライでもウェットでも見事な走りを見せて、非常に速いラップタイムを記録できました。しかし、タイヤ交換に問題が発生して、それがタイムロスにつながりました。」
リヒャルト・リーツ(911 GT3 R #912): 「4つのスティント全てで最高の走りができました。911 GT3 Rはこのサーキットとマッチしていました。タイヤは練習で試したように新品より中古の方が良かったです。皆がABSを使っているのでブレーキが遅く、追い越しが本当に難しかったです。全体的には良かったのですが、唯一、結果だけが納得できません。」
ミカエル・クリステンセン(911 GT3 R #912): 「タフなレースで、思いどおりの結果ではありませんでした。残念ながら作戦は必ずうまくいくとは限りません。2度ピットインして、2度とも直後にコーションが発生してライバルより不利になりました。失ったタイムを取り戻すことはできませんでした。」
フレデリック・マコヴィッキィ(911 GT3 R #912): 「ドライコンディションで911 GT3 Rは抜群によく走りトップを争いました。しかし雨が降り始めて、ピットストップした直後に運悪くセーフティカーが出動しました。そのため完全に1周を失いました。ブレーキ交換でさらに1周をロスするなど今日は運がありませんでした。しかしポルシェにとってはシーズンを締めくくる表彰台となりました。」