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迷子少年が25年後にGoogle Earthで故郷探し、実話映画『LION』4月公開

2016年12月13日 19:41  CINRA.NET

CINRA.NET

『LION/ライオン(原題)』
映画『LION/ライオン(原題)』が4月から東京・日比谷のTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開される。

インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthを駆使して生まれ故郷に辿り着いたという実話をモチーフにした同作。インドのスラム街で停車中の電車で眠ってしまい、遠くの地に運ばれた5歳のサルーが、養子に出されたオーストリアで成長し、迷子になってから25年後にかすかな記憶とGoogle Earthを頼りに故郷の家を探し始めるというあらすじだ。

成長したサルー役を演じたのは、『スラムドッグ$ミリオネア』で主演を務めたデヴ・パテル。共演者にはルーニー・マーラ、ニコール・キッドマン、デヴィッド・ウェンハムらが名を連ねている。プロデュースを手掛けたのは『英国王のスピーチ』のイアン・カニング。監督はガース・デイヴィスが務めた。

なお同作は現地時間の12月12日にアメリカ・ロサンゼルスでノミネーションの発表が行なわれた『第74回ゴールデン・グローブ賞』でドラマ部門の作品賞と作曲賞にノミネートされたほか、デヴ・パテルが助演男優賞、ニコール・キッドマンが助演女優賞の候補に選出されている。