岡崎モータースポーツフェスティバルの様子 12月11日、岡崎中央総合公園の総合体育館周辺のエリアを使って、愛知県岡崎市の市制100周年を記念したイベント『岡崎モータースポーツフェスティバル』が開催され、1万5000人の来場者を集めイベントは大盛況に終わった。
このイベントは、モータースポーツにゆかりの深い岡崎市が、その市制100周年を記念して開催したもの。岡崎が生んだ日本人初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟、そしてその息子で、ふたりともトップクラスのレーシングドライバーとして世界で戦う中嶋一貴、中嶋大祐という3人のドライバーと所属するホンダ、トヨタ、岡崎と関係が深いミツビシという3メーカーをフィーチャーして開催された。
イベントは9時30分に、オープニングセレモニーを皮切りにスタート。10時30分からは、待望のレーシングカー&クラシックレーシングカーのデモランが行われた。走行エリアでは、大祐駆るEpson HSV-010、一貴駆るスーパーフォーミュラSF14・トヨタをはじめ、中嶋悟の代表的なマシンの1台であるティレル019も走行。さらに、バハ・ボルタレグレ500に参戦したミツビシ・アウトランダーPHEVや、クラシックカーが走行。詰めかけたファンにその迫力をみせつけた。
また、展示エリアではレクサスRC F GT500をはじめ、トヨタのWRC復帰にあわせた展示なども行われたほか、市販のホンダNSXなど多数登場。幸田サーキットの協力によるキッズカート体験なども行われた。さらにホンダのトライアルバイクショーには一貴、大祐も登場。ふたりがバイクにまたがったり、寝そべったふたりの上をジャンプするシーンも。
その他にもトークショーや交通安全マジックショー、キッズダンスなどメインステージではさまざまなイベントが展開。交通安全啓発エリアも設置された。さらに一貴と大祐の市販車による同乗走行、NEOPASA岡崎やデンソー、名古屋グランパス、トヨタ紡織、FCマルヤス岡崎といった地元にゆかりのある企業のブースも出展。もちろんオカザえもんのブースも登場した。
イベント盛りだくさんの岡崎モータースポーツフェスティバルは、なんと予想を大幅に上回る1万5000人の来場者を集め、15時からのレーシングカーデモラン2回目をもって幕を閉じた。