凶悪犯罪が多い一方で、寛大で実に温かい心を持った人々が多いのもアメリカ。クリスマスも近いこの時期、この国では“どんなことでもいいから、今日も何かひとつ親切な行動をしてみよう”といった博愛の精神による「Random Act of Kindness」というムーブメントが一層活発になる。このほどは寒さがどんどん厳しくなるニューヨークからある話題が伝えられた。
今年もついにクリスマスシーズン。「Random Act of Kindness」の精神に従って何かひとつ親切な行動をしてみたいと考える警察官は多いが、彼らはそれを機に『ニューヨークのホームレスの人々に靴下をプレゼントしてみたい』といった強い思いにかられたという。そして、その話を聞きつけたのがご存じ衣料品メーカーの「Hanes」。500足のソックスを提供すると申し出てくれたそうだ。