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DTM:デュバル加入が正式に決定。アウディ陣営の17年布陣が発表

2016年12月12日 18:11  AUTOSPORT web

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2017年はWECからDTMに転向することとなったロイック・デュバル
ロイック・デュバルの2017年シーズン、ドイツ・ツーリングカー選手権への参戦が正式に発表された。

 デュバルは2016年を含む過去4年間、WEC世界耐久選手権に参戦するアウディのLMP1-Hのワークスドライバーを務め、2013年のル・マン24時間レースでは、トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュとともに優勝を飾っている。

 ルーカス・ディ・グラッシ、オリバー・ジャービスとともに戦った2016年シーズンは、アウディのWECラストレースとなったバーレーン戦を含む2勝を挙げた。デュバルはすでにヘレスでアウディRS5 DTMをテスト済みだ。

 GTカーレースを主戦場としているレネ・ラストも、17年シーズン、アウディのDTMチームと契約。ラストは2016年の最終戦を含む、過去3度DTMにスポット参戦している。

 1メーカーあたりの参戦台数が8台から6台となり、参戦台数が減る17年のDTM。アウディ陣営は今回発表されたデュバルとラストのほかに、マティアス・エクストローム、ジェイミー・グリーン、マイク・ロッケンフェラー、ニコ・ミューラーの6名でシリーズに挑む。


 アウディスポーツの総帥、ウォルフガング・ウルリッヒは「我々は、(チームを離脱する)ミゲル(モリーナ)、エドアルド(モルタラ)、ティモ(シャイダー)、そしてエイドリアン(タンベイ)に感謝している」と述べた。

「彼らに明るい未来が来ることを祈るよ。我々はいつでも共に働き、共に成功を祝ってきた。そんな彼らに別れを告げることは辛かった」と明かした。

「今はドライバーラインアップを変更して挑む17年シーズンへ向け、冬の間に準備を進めているところだ」

 BMWはすでに9日(金)、2017年のドライバーラインアップを発表している。