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ジョニー・デップ、今年もジャック・スパロウの姿で入院中の子供たちをお見舞い

2016年12月12日 17:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

入院中の子供たちをサプライズ訪問したジョニー・デップ(http://metro.co.uk)
闘病中の子供たちは、もうすぐやってくるクリスマスをどのような思いで迎えようとしているのだろうか。英ロンドンにある「Great Ormond Street Hospital(グレート・オーモンド・ストリート病院、以下GOSH)」は、国際的にも優れた小児科医療の整う病院として名高く、多くの子供たちが病気の回復を願って入院している。その病院に9日の金曜日、ジョニー・デップ(53)が訪れたことを各英紙が伝えている。

ハリウッド俳優ジョニー・デップとGOSHの繋がりは深い。というのも2007年、愛娘のリリー=ローズ・デップ(17)が当時7歳の時に腎不全を患いこの病院に入院していたのだ。

愛する娘を救ってくれたこの病院は、ジョニーにとって特別な場所となった。そんな彼は現地時間9日、自身の大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャラクター“ジャック・スパロウ”の衣装を着てGOSHを訪れ、一足早いクリスマスプレゼントとして病気の子供たちを励ました。

まだ幼い子供たちはジャック・スパロウというキャラクターやジョニー・デップという名前さえも知らないが、彼を知る子供たちやその親にとってはジャック・スパロウの突然の登場にかなり驚いたようだ。

10代の患者というeithne.さんは、ツイッターで「こちら本物のジョニー・デップよ。病院に来てくれたんだけど、どうなってるの!?って感じ」と興奮気味にツーショットを披露している。

また、高インスリン血症の幼児とも記念写真を撮ったジョニーの姿は、幼児のおばであるヴィクトリア・カーニーさんによって「みなさん、姪っ子とあのジョニー・デップよ」とインスタグラムに公開された。

実はジョニー、GOSHを2007年から毎年訪問しているという。昨年12月、BBCのトーク番組『グラハム・ノートンショー』でジョニーは語っているが、娘のリリー=ローズが入院していた時は彼の人生で最も暗かった時期だったそうだ。しかし娘の命を救ってもらってから、この病院を訪れることは自分にとって「ギフトのようなもの」という。そんなジョニーはGOSHだけでなく、昨年はオーストラリア・ブリスベンの病院を訪れて子供たちに希望や喜びを与えていた。

彼のこうしたチャリティー精神とその活動を称賛する人は多い。今回報道された各紙でも「やっぱり最高」「素敵」「子供たちの反応はプライスレスね」といったコメントが寄せられており、子供たち一人一人と丁寧に接するジョニー・デップの優しさが滲み出ているといえよう。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)