2016年のF1にハースF1から参戦したロマン・グロージャンが、今週末開催される氷上レース、『アンドロス・トロフィー』にスポット参戦する。
『アンドロス・トロフィー』はフランス国内で行わている選手権。元F1ドライバーのオリビエ・パニスや息子のオーレリアン・パニス、日本のスーパーGTでも活躍したブノワ・トレルイエらが参戦しているシリーズだ。
グロージャンは、12月16~17日にフランスの南東部にあるスキーリゾート、ラルプ・デュエズで行われる1戦に出場。最上位クラスを争うDAレーシングのルノー・クリオを、2015/16シーズンチャンピオンのジャン-バティスト・デュブールとシェアする。
過去にもグロージャンは散発的に同シリーズに参戦。直近では2014年シーズンのラルプ・デュエズ戦で表彰台フィニッシュを達成している。
「魅力的なシルエットの四輪駆動車を氷の上で走らせるんだ。純粋に嬉しいし、幸せだよ」とグロージャン。
「それにデュブールやチームスタッフと情熱を持って戦いに挑めることも嬉しい。忘れられない経験になるはずだ」
「もちろん、最高の結果を残したいと望んでいるけど、2年ぶりの参戦だから勘を取り戻す必要がある。それにベテランドライバーたちを打ち負かすのは簡単ではないだろう」
「ただ、僕が合流するのはシリーズチャンピオンの“JB”デュブールを擁するチームだ。結果を出すためのアドバンテージとしては充分だと思っている」