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BMW1シリーズ&2シリーズクーペの2リッター4気筒を新世代エンジンに換装

2016年12月12日 12:51  AUTOSPORT web

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新世代の2リッター4気筒に換装された「BMW 220iクーペ」
モデルラインナップに最新のモジュラーエンジンへの換装を進めるBMWは、ボトムレンジとなるCセグメントハッチバックの『1シリーズ』と、同じプラットフォームを共有する『2シリーズクーペ』に、新世代4気筒ガソリンの搭載を発表。新しく生まれ変わったこの『120i(イチ・ニー・マル・アイ)』と『220i(ニー・ニー・マル・アイ)クーペ』が、11月30日から日本市場に上陸開始となった。

 これまでも1シリーズには、同じく最新モジュラーエンジンとなる1.5リッター3気筒ガソリンの追加や、2シリーズクーペには同時に3リッターの直列6気筒を用意するなど、最新世代エンジンへのアップデートが進められてきたが、今回は真打ちとなる2.0リッターの4気筒が登場。

 一足先に3シリーズなどに搭載され、その実力に高い評価が集まるこの新開発エンジンは、BMWお得意のツインスクロール・ターボ・チャージャーに、高精度ダイレクト・インジェクション・システム、無段階可変バルブ・コントロール・システムのバルブトロニック、バリアブル・カムシャフト・コントロール・システムのダブルVANOSを組み合わせた最新のBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用。最高出力135kW(184ps)/5000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1350-4600rpmのフレキシビリティを備えた扱いやすいエンジンに仕上げられている。

 もちろん、セグメント唯一と言っていい後輪駆動レイアウトを守りながら、約50:50の理想的な前後重量配分と高効率な8速ATの組み合わせで「エフィシェント」性能も向上。両モデルの燃料消費率(JC08モード)は15.9km/リッターの低燃費を実現し、エコカー減税対象車にも認定されている。

 1シリーズは他のラインナップ同様、『スポーツ』『スタイル』『Mスポーツ』のデザイントリムが用意され、前者2グレードは418万円。『Mスポーツ』のみ433万円となっている。一方の2シリーズは『スポーツ』『Mスポーツ』の2グレードとなり、それぞれ478万円、502万円の設定となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル 0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp