トップへ

BMW、GTカーのプログラムを発表。WEC開発ドライバー、M4 GT4発表も

2016年12月10日 16:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ミュンヘンで行われたシーズンレビューイベント展示されたBMW M4 GT4
BMWモータースポーツは12月10日、ミュンヘンで行われたシーズンレビューイベントで、2017年のGTレース活動について発表した。IMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップ、ニュルブルクリンク等の活動が明らかにされたほか、2018年のWEC世界耐久選手権に向けた準備も明かされている。

 2017年はDTMドイツツーリングカー選手権の参戦台数減少にともない、すでにシュニッツァー、MTEKがDTMから離れることを発表しているBMW。来季、シュニッツァーはシューベルト、ローヴェといったカスタマー・レーシングチームとともにニュルブルクリンク24時間に参戦、さらにADAC GTマスターズにも挑戦することが明らかにされた。また、3チームはVLNやブランパンGTシリーズの数戦にも参加するという。

 一方、同じくDTM活動から離れることになったMTEKは、すでに18年からのWEC参戦に向けて準備に取りかかることが明らかにされているが、来季のテスト/開発ドライバーとして、DTMから離れることになったマルティン・トムチェク、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、そしてアレキサンダー・シムスが携わることが発表された。

 トムチェクとシムスは、並行してアメリカでIMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップに参戦することに。こちらはBMWチームRLLからビル・オーバーレン、ジョン・エドワースとともにBMW M6 GTLMを駆ることになる。

 また、このシーズンレビューイベントでは、2017年からリリースが予定されているBMW M4 GT4も会場に展示された。