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冷えタイプ?むくみタイム?冬ケア診断

2016年12月10日 00:03  オズモール

オズモール

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冬になると加速する悩みの「冷え」と「むくみ」のケアを、自分に合わせてカスタマイズする新習慣を紹介。あなたに向いているのはどっちの対策?




◆「冷え」と「むくみ」ケアを自分に合わせてカスタマイズ



寒さや乾燥が原因の悩みが尽きない季節に、多くの女性が抱える悩み、「冷え」と「むくみ」のケア方法についてご紹介します。
冷えとむくみの原因は共通しているものも多いのですが、実は不調の出方には女性によってタイプがあり、そのタイプに合わせたケアをすることでより改善を促すことができるのです。冷えが先に体に出やすい「冷えタイプ」なのか、もしくはむくみから冷えに発展している「むくみタイプ」なのか、自分のタイプでケアすることが重要です。


◆冷えとむくみの状態ってどういうこと?



【冷えとは?】
お風呂で体をしっかり温めても30分経つ頃には冷えを感じたり、暖房の効いた部屋でも下半身にはブランケットが欠かせないなど、末端が冷えている状態を指します。この他にも寝付きが悪い、めまいを感じやすいといった症状も冷えと密接な関連があります。

【むくみとは?】
夕方になると靴がきつく感じることがある方も多いはず。一日の終わりにそういった変化を感じるのは心配のない範囲ですが、朝起きても足が重く違和感が残っている場合はケアが必要です。体の末端に溜まった老廃物を循環器官に戻す力が弱くなっている可能性が高いため、体のサビの原因となる老廃物が常に体内にあるという状態です。




◆日頃感じている違和感から診断。あなたは冷えタイプ?むくみタイプ?



日常の中で感じている違和感やちょっとした不調、生活習慣から冷えが出やすいタイプなのか、むくみが先に出やすいタイプなのかを診断します。チェックが多く入った方が今現在のタイプ傾向となります。自分のタイプを知り、より効果を実感できるケアを毎日の中に取り入れましょう。

【冷えタイプ】
□ 日頃から手足の冷たさが気になる
□ 入浴後30分以内に手足が冷える
□ 寝付きが悪く、熟睡できない
□ 生理痛がある
□ めまいやふらつきを感じることがある(生理中はより強く感じる)
□ 肩こりの自覚がある(もしくは自覚は無いがマッサージにいくとこっていると言われたことがある)
□ 便秘ぎみ(生理が始まると下痢になることも多い)
□ たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)を摂らない日が多い
□ シャワーだけで済ませる日の方が多い
□ 足首を出したりファッション(ヒールなど)が好き、することが多い


【むくみタイプ】
□ 立ちっぱなし、座りっぱなしの時間が長い
□ 夕方になると靴がきつく感じる
□ 起床時、足にだるくて重い感覚が残っている
□ 睡眠不足が続いている
□ 顔色に透明感がない
□ お肌の乾燥が気になる
□ 低体温ぎみ(平熱が35度台)
□ 筋肉量が全体的に少ない
□ たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)を摂らない日が多い
□ ヒールの高い靴を履く事が多い





◆冷えとむくみを改善するおすすめの対策で、美容と健康を底上げ



【冷えタイプにおすすめのケア】
筋肉の内側や臓器の冷えを時間をかけて芯からほぐし、温めるケアが有効です。
冷たい飲み物や食事を摂りすぎないことや湯船に浸かること、電気毛布を背中に当て背骨周辺を温めながら眠るといったケアを取り入れることが効果的ですが、実は体の芯の冷えは根深く、努力をしても改善まで時間がかかるもの。そのためプロの手を借りて根本から冷えを取り除くことが改善への近道です。
遠赤外線効果のある石を体の上に乗せ直接温めるホットストーンでのケアや、薬草を蒸したスチームで全身を温める薬草蒸しは手軽にトライでき即効性もあるのでおすすめ。手足だけではなく自律神経の通っている背中を入念に温めることで、眠りの改善や便秘の解消を促すことふぁできると言われています。またエルフケアではなかなかケアしづらいのが内臓の冷えです。おすすめは高周波音熱を体に当てて体内で熱を発生させ、内側から温めるインディバでのケア。ぜひトライしていただきたいケアのひとつです。





【むくみタイプにおすすめのケア】
むくみの原因には水分や老廃物を含んだリンパ液が循環せず、体の中に溜まってしまうことにあります。リンパ液を循環器官まで戻す役割は筋肉が担っているため、同じ姿勢のままで体を動かすことが少ない方や、元々の筋肉量が少ない方は老廃物を含んだリンパ液や余計な水分を循環させる力が弱く、むくみの原因となります。これらを改善するためには、リンパ管とその周辺の筋肉をほぐして柔らかくし、蓄積してしまったリンパ液を循環器官まで押し流す必要があります。その際に鍵を握るのが「どのような順番でどの部位をほぐして流すか」という点。リンパの流れる道筋を熟知しているセラピストに体を預け、セルフケアだけでは流すことが難しい古いリンパ液を流し切ることをお勧めします。蓄積した老廃物が排出されることで、冷えだけではなくたるみや肌荒れ、顔色のくすみの改善も期待できます。



◆共通ケアは「温めて流す」。仕方がないと諦めず、自分にあった定期的なケアを



どちらのタイプにも共通している有効なケアは「暖めて流す」こと。冷えやこりで固くなっている筋肉や関節を芯から温めてほぐし、滞っている巡りを改善することが大切です。合わせてたんぱく質や鉄分、ビタミンB群など熱を生み出す栄養素を積極的に摂ることなど、体の内側からの栄養補給も効果を発揮するケアのひとつです。

女性が抱える悩みとして常に上位に入る冷えとむくみ。寒くなるこの季節は、よりはっきりとこれらを自覚しているにも関わらず、寒い時期だから仕方がない、と対策を打たずいる人が多いのも実情です。より自分にあったケア方法を知って、冬対策を心がけましょう。







照井窓日
ビューティーフードコーディネーター・女性ホルモンバランスプランナー。 女性の輝く毎日の実現に向けて、女性ホルモンのバランス改善を目的とした食事内容の提案やライフスタイルの改善提案をセミナーやプライベートレッスンにて提供している。