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flumpool、新曲「ラストコール」が野村周平主演映画『サクラダリセット』主題歌に

2016年12月09日 04:01  リアルサウンド

リアルサウンド

flumpool

 flumpoolの新曲「ラストコール」が、来春公開の映画『サクラダリセット』前編・後編の主題歌に決定した。


(関連:変化し続けてきたバンドflumpool 「みんながいなかったら音楽をやってる意味がない」


 映画『サクラダリセット』は、作家・河野 裕によるライトノベル『サクラダリセット』シリーズを実写化したもの。3月25日より前篇、5月13日より後篇が全国ロードショー。楽曲の詳細は後日発表される。


 なおflumpoolは、12月31日に大阪城ホールにて『flumpool COUNTDOWN LIVE 2016→2017 「FOR ROOTS」~シロテン・フィールズ・フォーエバー~』を開催する。(リアルサウンド編集部)


・山村隆太(flumpool) コメント


テーマは「未来への願い」です。
叶わなかった約束とか夢とか、取り返しのつかない失敗、
誰でも一つは忘れたい過去を持っています。
過去を糧に成長するというのも人かもしれません。


ですが、時には「忘れる」ということも生きていくためには必要です。
それは決して悪いことではないと僕は思います。
しかし「過去を忘れない」という能力を持つ主人公浅井ケイは
犯した罪や過ち、その痛みから逃げられません。
ところが彼はそれを嘆くのではなく、
過去を全て背負い、誰より傷つきながらも
今以上の未来へと向かいます。
現代を生きる僕らにとって、より良い未来を想像することは容易ではないと僕は思います。
複雑化する情報社会、たくさんの記録や記憶が溢れる社会の中では
幸か不幸か、過去や未来全てを知った気になります。


そんな現代の中でも過去の悲しみの意味を探し、
未来にしかない答えを必死に見つけようとする
ケイの強さと脆さをこの歌に込めました。


この映画を見る全ての人たちに
ケイのいつだって「今以上」の未来を求める勇気が伝わってほしいと願っています。


・野村周平さん(主演/浅井ケイ役) コメント


flumpoolさんとは、僕がまだ高校生の時に一度仕事をした以来だったので、今回久しぶりにまたご一緒できることをとても嬉しく思っています。
主題歌の「ラストコール」は歌詞も曲調も映画の世界感にぴったりで曲を聴いただけでサクラダの世界を想像できる素晴らしい楽曲だと思いました。


・深川栄洋監督 コメント


映画のラストシーンが幕を閉じ、山村さんの歌声が響く時、スクリーンの中に生き続けていた登場人物たちの願いはメロディーに受け継がれた。歌詞は描かれなかったそれからの若者たちの未来を飛躍させてくれるように思えました。


・春名 慶プロデューサー コメント


flumpoolの楽曲は、キャッチーで爽快感がありながらどこか心揺さぶられる憂いを孕んでいる魅力があり、「サクラダリセット」の透明感と登場人物たちの葛藤に通底すると感じてオファーしました。前篇の
エンディングでありながら、二部作の折り返しを担う難役をリクエストしてしまいましたが…見事に物語が
終着した達成感、それ以上のどんでん返しがまだ進む先(後篇)へと駆り立てる疾走感、ふたつを兼ね備えた
主題歌を書き下ろしていただけました!!