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国本&セルモ、スーパーフォーミュラWタイトル獲得祝勝会。浜島総監督が1年を振り返る。

2016年12月08日 18:41  AUTOSPORT web

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P.MU/CERUMO・INGINGのWタイトル獲得祝勝会に参加した国本とご両親
シーズンオフになり、各メーカー、各チームが多くのイベントを開催している中、12/7日には御殿場市内でセルモが祝勝会を開催。P.MU/CERUMO・INGINGの国本雄資が初のチャンピオンに輝き、チームタイトルと合わせて今年のスーパーフォーミュラでWタイトルを獲得した今シーズンの苦労をねぎらった。

 祝勝会にはドライバーの国本、石浦宏明、監督の立川祐路をはじめ、卜部治久チームオーナー、佐藤正幸セルモ社長、浜島裕英総監督、トヨタのモータースポーツ推進室の高橋敬三室長が参加。さらにはスポンサー関連、タイヤサプライヤー関連などなど、総勢約70名にもなる大がかりな会合となった。

 今年、セルモに加わった浜島総監督は「F1から久々に国内レースに戻って、0.05秒の厳しさを思い知りました。F1では0.1秒差で争われることが多いですが、スーパーフォーミュラは予選でも0.05秒差という本当にシビアなレースなので毎戦、緊張しっぱなしでした」と、総監督として初めてのスーパーフォーミュラの1年を総括。

「その中でも、国本選手が昨年の悔しさをバネに、昨年のチャンピオンだった石浦選手と切磋琢磨してチャンピオンになれた。チームのメカニック、スタッフも昨年、タイトルを獲ってやればできるということがわかっていたので、こだわりをもって作業を進めることができたと思います」と浜島総監督。

「私としては昨年、チャンピオンになったチームなので、プレッシャーもありましてさらに高い目標を達成しなければいけないなかで、チームタイトルが獲れてWタイトル獲得できましたので、ホッとしています。来年はさらに目標を高く、チームタイトル、そしてドライバーズランキングでワン・ツーを達成したいですね」と、2017年シーズンへの期待を語った。

 祝勝会にはチャンピオンを獲得した国本の両親も参加。スーツ着用でお偉いさん方が多く出席した会合とはいえ、いつものセルモらしく、ざっくばらんな話が飛び交っていたようで、終始、和気あいあいとした雰囲気で1年の苦労をねぎらったようだ。