インディカー・シリーズに参戦するチップ・ガナッシ・レーシングは、2016年に引き続きマックス・チルトンを起用することを明らかにした。
カーリンと共に2015年からインディ・ライツに参戦した元F1ドライバーのチルトン。2016年には名門チップ・ガナッシのシートをゲットしインディカーに参戦した。
同じF1出身ルーキーのアレクサンダー・ロッシがインディ500を優勝するなど輝かしい成績を残す一方で、チルトンはシリーズ19位と苦戦してしまった。
トニー・カナーンの契約延長を10月に発表したチップ・ガナッシ。クリスマスオフに入る前にチルトンとの契約も発表。2017年は、ホンダエンジンにスイッチするもののドライバーラインアップは2016年と変わらない体制で参戦することが決定した。
「インディカー・シリーズのルーキーイヤーでは、強固な基盤を築くことができたと思う。ここで学習することはとてもためになるよ。とても熟練したチームとドライバーによってトップから下位まで数秒以内という緊密な競争をしているんだ」
「クルマに適応し、スケジュールに入ったすべてのコースを学んだ1年の経験は、僕たちにとってとても大きいものだよ。チップと(スポンサーの)のギャラガーは、戦い勝つために必要なものをすべて与えてくれる。だから2017年シーズンに8号車のチームが向かう方向性は楽観的だね」とチルトンはコメントしている。