イタリア・モンツァで開催される2017年FIA世界耐久選手権(WEC)の公式テストの日程が1週間後ろ倒しされる。当初予定されていた週に、ローマ法王がモンツァを訪れることが要因。
これまで南フランスのポールリカールで行われてきたWEC“プロローグ”だが、FIA WECは17年から開催地をモンツァに変更していた。
当初、プロローグは3月24~25日に開催される予定だったが、この同じ週にフランシスコ・ローマ法王がモンツァを訪問することが判明。FIA WECは「運営と警備上の理由」から、日程を8日間遅らせ、4月1日から2日にする決定を下した。
この結果、17年のWECプロローグは、開幕戦シルバーストンのわずか2週間前に実施されることになる。
なお、WECプロローグ後にモンツァで実施されるヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)の公式テストは、当初の予定通り3月28~29日に行われる見込みだ。