ヤマハMotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシが、モンツァラリーショーで5度目の勝利を収めた。
モンツァラリーショーは定期的なシーズンエンドのイベントで、ロッシはMスポーツ・フォード・フィエスタRS WRCを駆け、ヒュンダイの世界ラリー選手権ドライバーであるダニ・ソルドを18.4秒引き離し優勝した。一方、アウディスポーツカーのマルコ・ボナノミがWRCシトロエンで3位に入賞した。
7度のMotoGPタイトル覇者のロッシは、先週末のレース以前にも2006年、2007年、2012年、2015年と、F1サーキットと旧バンクのセクションを利用したモンツァラリーショーで勝利を収めてきた。
「モンツァの素晴らしい雰囲気のなか、グランドスタンドを目の前にして勝利を得ることは、僕にとって本当に特別なことだ」とロッシは語った。また、彼のコドライバーはカルロ・カッシーナが務めた。
「僕は、MotoGPのシーズン中はずっとレースにフォーカスしている。だから(MotoGPシーズンファイナルの)バルセロナ戦を終えて、11月末になると、チームに会ってラリーカーに乗りたくてウズウズするんだ」
「もちろん僕は、ライダー、そしてドライバーとしても、いつでも良い結果を出したい。だから、マシンに乗ったら表彰台を目指して戦っている。モンツァは、MotoGPのような大きなプレッシャーなしに、レースのスリルを味わえるいい方法だよ」
「僕はすごく幸せで、すごく誇りに思っている。すべてのファンとチームとみんなに感謝している。このイベントは2016年の終わりに『チャオ』と言える最高の機会だ」