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デミ・ロヴァート 「精神疾患とうまく付き合いながら生きていく」

2016年12月04日 11:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

双極性障害や摂食障害、自傷癖にも苦しんだデミ・ロヴァート
摂食障害、自傷、双極性障害などに苦しみ、過去にはドラッグに手を出したこともあると認めている歌手デミ・ロヴァート。そのデミがこのほど「このままシラフの状態で2017年を迎えたい」とコメント。今も一日一日を大切にしているデミは多くの人に支えられているといい、精神的な疾患を抱えていても「ちゃんと生きて行けるの」と語った。

精神的な問題を抱えリハビリ施設にて治療を受けたことでも知られるデミ・ロヴァートが、このほど現在の状態につきこう語った。

「シラフのまま来年を迎えたい…そう願っているの。その日にできることを精一杯こなす。今はそのような暮らし方よ。今日の調子は良いわ。もしあなたの知人、もしくはあなた自身が問題を抱えているなら、こう理解してほしいの。(精神疾患を抱えていても)ちゃんと立派に生きて行ける。この私が良い見本よ。」

そんなデミを今も大勢の人達がしっかりとサポートしているといい、デミは恵まれた環境につき『People』にこう話している。

「家族、友人達、そして治療にあたる専門家達は、回復するまで常に私をサポートし助けてくれるのよ。その関係は今も続いているわ。セラピストや精神科医に一回会うだけじゃ終わらないわ。(治療は)続けて行かなくちゃ、精神疾患とうまく付き合いながら生きていくためにね。」

ちなみにデミの心の問題はとても根深く、7歳の頃にはすでに「死にたい」という願望があったと明かしたこともある。また2年前には再び摂食障害が悪化し、リハビリ施設に舞い戻る寸前の状況になってしまったとのこと。しかしこの時は当時交際していたウィルマー・バルデラマがデミの異変に気づき、助けてくれたという。

いくつもの問題を抱え、抱えきれない時には専門家や愛する人々に支えられてきたというデミ。これからも問題と向き合いながら生きていくデミだが、その生き様が同じ問題を抱える世界中の大勢の人々に勇気を与えている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)