映画『未来よ こんにちは』が3月下旬から東京・渋谷のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。
『第66回ベルリン国際映画祭』銀熊賞を受賞した同作は、『あの夏の子供たち』『EDEN/エデン』などの監督作を発表しているミア・ハンセン=ラヴ監督の新作。独立した子どもを2人持ち、パリの高校で哲学を教えるナタリーが、突然の離婚と母の死から独り身になってしまうというあらすじだ。
孤独を受け入れて前に進もうとするナタリー役を演じるのはイザベル・ユペール。監督はユペールを想定して脚本を執筆したという。また音楽にはフランツ・シューベルトの“水の上で歌う”やウディ・ガスリーの楽曲などが使用されている。