資生堂子会社の「イプサ」個人情報42万件流出か

　資生堂が、子会社である化粧品ブランド「イプサ（IPSA）」の公式オンラインショップから顧客のクレジットカード情報を含む個人情報流出の可能性があることを明らかにした。件数は11月4日の時点で約42万人に及ぶ。

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　資生堂は、決済代行会社から個人情報流出の可能性が浮上したと連絡を受け、11月上旬に公式オンラインショップにおけるクレジットカード決済を停止。第三者調査機関からの調査報告書を受領後、カード会社などと対応について協議を重ね、発表に至った。流出の可能性がある個人情報として、クレジットカード情報は最大5万6,121件、クレジットカード情報以外の個人情報は42万1,313人に上るといい、対象の顧客には電子メール及び郵送ですでに通知。本件によるクレジットカードの再発行にかかる手数料はイプサが負担するという。同社では原因の解明と再発防止に向けた調査を行っており、近く調査報告書を対象顧客及びホームページ上などでの開示を予定している。なお、資生堂グループの他の通販サイトとは分離したシステムで運営しており、資生堂グループのサイト上での被害は無いという。
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