NASCARは、スプリントに代わってモンスター・エナジーが2017年からトップシリーズのタイトルスポンサーになることを発表した。
1971年から2003年までは、タバコメーカーのウィンストンがタイトルスポンサーを務めウィンストンカップとして開催されてきたNASCARのトップシリーズ。2004年から携帯電話事業を営むスプリント・ネクステルがタイトルスポンサーとなり、2008年からはスプリントカップとして開催されていた。
NASCARは12月1日にラスベガスでモンスター・エナジーが2017年から3番目のタイトルスポンサーとなることを発表。新しい契約期間を説明されていないが、複数年の契約を交わしているとのことだ。
NASCARの代表を務めるブライアン・フランスは、「モンスター・エナジーは、刺激的で熱意に基づいて築き上げられたブランドで、NASCARとも調和している。このスポンサーポジションは、すべてのスポーツやエンターテインメントのなかで類を見ないもので、シリーズをさらに盛り上げてくれるパートナーとして迎え入れることに興奮している」
「今日の発表は、徹底したリサーチの成果であり、我々のスポーツの歴史の中でもっとも重要な時期の素晴らしいパートナーとなる」とコメント。
さまざまなスポーツ活動に力を入れているモンスター・エナジー。特にモータースポーツには積極的で、F1のメルセデスをはじめ、MotoGPやラリークロス、ドリフト競技など
さまざまなカテゴリーでスポンサード活動を行っている。
NASCARでは、カート・ブッシュが乗るスチュワート-ハース・レーシング・シボレーをスポンサードしてきた。今回タイトルスポンサーになると同時にシャーロットで開催されるオールスター戦の権利も引き継ぐ予定だ。