レッドブル・レーシングは1日、マクラーレンの燃料および潤滑油サプライヤーを長く務めたエクソンモービルと2017年の契約を結んだことを発表した。
レッドブルが今年まで提携してきたトタルに代わりエクソンモービルと契約する見込みであるという報道は10月末からなされていた。今回レッドブルは、2017年に向けてチームパートナー、公式燃料パートナー、公式潤滑油パートナー、公式モーターオイルパートナーとしてエクソンモービルと契約したことを正式に発表した。
20年以上にわたり提携してきたパートナーを失うマクラーレンは、新たな燃料および潤滑油サプライヤーとしてBP/カストロールと契約するものと考えられている。1994年以来F1から遠ざかっているBPだが、マクラーレンのパワーユニットパートナーであるホンダは、レースのキャリアの中で、BPが所有するカストロールと2輪レースやWTCCなどにおいて深い関わりを持っている。
2017年のパワーユニット開発はすでにかなり進行しており、レッドブルとマクラーレンにとって燃料および潤滑油サプライヤーの変更は今後のプランに大きな影響をもたらすものと考えられる。