F3マカオGPで3位表彰台を獲得したレッドブルの育成ドライバー、セルジオ・セッテ・カマラは17年、MPモータースポーツからGP2に参戦する。
16年シーズンはレッドブルの支援を受けヨーロピアンF3に参戦し、11月に行われたマカオグランプリのFIA F3ワールドカップで3位表彰台を獲得したセッテ・カマラは、MPモータースポーツと契約。17年のGP2デビューに向け、アブダビで行われているテストに参加中だ。
レッドブルの育成プログラムが、参戦2年目のヨーロピアンF3でランキング11位に終わったセッテ・カマラへの支援を継続するかは現時点で不明ではあるが、セッテ・カマラ自身はレッドブルの支援を受けずとも、GP2参戦に必要なスポンサーを有しているとみられている。
MPモータースポーツの代表、サンダー・ドーズマンは「セルジオはヨーロピアンF3でいくつか良いパフォーマンスを見せており、世界で最もチャレンジングなコースで争われるF3マカオGPでは表彰台を獲得してみせた。素晴らしいね。彼のGP2デビューはシリーズにおいて最もホットな話題のひとつであるうえ、我々MPモータースポーツの全員が彼とともに仕事ができる事を喜ばしく思っている」と語る。
「アブダビでのテスト前に契約できたことは、セルジオの力強いGP2デビューを可能な限りサポートしたい我々にとっては理想的だ」
セッテ・カマラはGP2参戦へ向け「F3からGP2への昇格は大きなステップだけど、多くの事を学んでみせるよ。(GP2マシンの)コクピットに座り、プッシュを始めるのが今から待ちきれないね!」と意気込む。
16年シーズン、MPモータースポーツから参戦しランキング9位に終わったルノーF1の育成ドライバー、オリバー・ローランドはDAMSへの移籍を決めている。