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初代の登場から50年。17年投入の6代目シボレー・カマロが国内初披露

2016年12月01日 19:11  AUTOSPORT web

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若松格社長と新型シボレー・カマロ
12月1日、グランドニッコー東京 台場で、シボレーとキャデラックを有するゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人、GMジャパンによる『ビジネスコンファレンス』が開催され、2017年日本での発売が予定されている新型シボレー・カマロが国内初披露された。

 シボレー・カマロは同社のフラッグシップモデル、コルベットと並んでシボレーを代表するスポーツクーペだ。映画『トランスフォーマー』シリーズに登場していることから馴染みのある人も多いのではないだろうか。

 先代の5代目カマロはドイツのライター・エンジニアリング社によってFIA GT3車両が制作され、ドイツを中心に開催されるADAC GTや北米のピレリ・ワールド・チャレンジといった各国のGTレースに参戦するなど、モータースポーツの舞台でも活躍している。




 1967年に初代カマロが登場してから50周年となる2017年、日本にも6代目カマロが導入されることになった。日本に導入されるタイプや発売時期、スペックといった詳細情報の発表はなかったが、ステージに登壇した若松格代表取締役社長自らが新型カマロのセールスポイントを紹介した。

「まったく新しいプラットフォームを採用したことで、今までにない低重心を実現した」

「本当にプロポーションが美しく、現代のエンジニアリングとデザインの技術があったからこそできたもの」

「とてもリーンで贅肉がありません。それでも(アメリカ車らしい)グラマラスでアスレチックなデザインに仕上がっています」

 気になる販売価格についても詳細は明かされなかったものの、500万円以下を目指すという。




 会場ではクーペタイプとコンバーチブルタイプの2種類のカマロがお披露目され注目を集めた。また、会場入口には1969年製の初代カマロも展示されたほか、各世代のカマロを紹介するボードも設置されていた。

 なお、若松社長は、このカマロとキャデラックブランドで投入するミドルSUV『XT5』を17年の販売戦略の中核に据えていくという。