フェラーリの若手育成プログラム、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)に所属するシャルル・ルクレールとアントニオ・フォッコは17年のGP2にプレマパワーから参戦する。
ルクレールは16年シーズン、ARTからGP3に参戦しタイトルを獲得。フォッコはトライデントから同じくGP3に参戦し、2勝を挙げている。ふたりはGP2チャンピオンを獲得したピエール・ガスリーと、新人ながらランキング2位に輝いたアントニオ・ジョビナツィが所属していたチームから、アブダビでのオフシーズンテストに参加している。
16年シーズン、ハースF1チームから4度金曜フリー走行に出走したルクレールは、2017年のレースドライバー昇格を狙っていたが、最終的にハースがチョイスしたのは経験豊富なケビン・マグヌッセンだった。
ルクレールは「FDAのサポートを受け、プレマパワーから来シーズンのGP2に参戦できることを喜ばしく思っている。新たなチャレンジへの準備を始めるのが、今から待ちきれないよ!」と言う。
「最高の結果を手に卒業したGP3と同様に、チームに良いリザルトを届けられるよう自身の力を100%捧げるつもりだ」と意気込みを述べた。
かつてプレマパワーからフォーミュラ・ルノーとF3に参戦した経験をもつフォッコは「GP2に参戦できるなんて、最高にエキサイティングだ。現チャンピオンチームとともに仕事ができる機会を前にして、僕のモチベーションはすごく高まっているよ」と語る。
「僕は過去にプレマパワーからレースに参戦していて、彼らが戦闘力の高いクルマを用意してくれることは分かっているし、今シーズンのGP2でも抜群のリザルトを残しているよね」
「プレマパワーとFDAの組み合わせは、間違いなく僕たちに素晴らしい結果をもたらすだろうし、自分自身と、レーシングドライバーとしての能力を高めてくれるはずだ」と述べた。