キャデラックは2017年からIMSAスポーツカー・チャンピオンシップに復帰すると発表。シリーズに投入するデイトナプロト車両、『キャデラックDPi-V.R』を公開した。
14年ぶりにIMSAへ復帰するキャデラックのニューマシンは、ダラーラのLMP2シャシーに、これまでシボレーバッジが冠されていたECRエンジンチューンの6.2リッターV8自然吸気エンジンが組み合わされている。
キャデラック社長のヨハン・ダ・ネイシンは「14年ぶりに北米で行われるプロトタイプレースの最高峰に復帰することを誇りに思っている」と意気込みをみせる。
このキャデラックDPi-V.Rは2016年のIMSAプロトタイプクラスでコルベットDPを走らせ、ランキングトップ3につけたアクションエクスプレス・レーシング、ウェイン・テイラー・レーシングが投入する見込み。
マシンのシェイクダウンは今年9月にウェイン・テイラー・レーシング主導で行われており、その後もケンタッキー州のNCMモータースポーツパーク、ワトキンスグレン、シャーロットでテスト走行が行われている。