同CMは受験勉強に奮闘する息子の入学当日までの1年間を、母親の目線で描いた内容。母親の目線を表現するため息子のシーンはほとんど背中だけが映されており、ラストシーンに顔が映し出される演出になっている。
長い髪を坊主にして受験勉強に臨む息子役を村上、優しく見守る母親役を神野三鈴が演じる。映像内では村上演じる息子の髪が季節を追うごとに伸びていく様子も見どころのひとつとなる。
CMソングに起用されたのは藤巻亮太によるレミオロメンの楽曲“3月9日”のセルフカバー。タブゾンビ（SOIL&"PIMP"SESSIONS）の協力のもとで、CMのためにブラスアレンジを施した楽曲になっている。
村上はCMの見どころについて「てっきり坊主にするのは時代ものかスポーツものだと思ってました。より身近なテーマで坊主役に挑めて光栄です。ワンカットたった2秒だけどひとつひとつにキャストスタッフ一同のあなたに合格して欲しいという想いがたくさん詰まってます」とコメント。
神野は撮影を振り返り「助けたくても直接なにかができるわけではないので、本人を見守るしかないわけですけど、虹郎くんの演技している姿を見ていて、本当に一生懸命に生きているんだなって感じて、その時に受ける気持ちを素直に出して、受験生に向けて、『頑張ってね』という気持ちを込めました」と語っている。
