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2017年F1カレンダーが正式発表。ドイツGP消滅で全20戦に。日本GPは第16戦

2016年12月01日 07:21  AUTOSPORT web

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2016年日本GP
FIAは11月30日、2017年F1カレンダーを正式に承認した。9月に発表された暫定版から1戦減り、来年は全20戦で行われることが明らかになった。

 FIA世界モータースポーツ評議会会合が開催された後、FIAは決定事項として2017年F1カレンダーを発表した。

 FIAは9月28日に暫定カレンダーを公表していたが、それがいくつかの点で修正された。

 既報のとおりドイツGPがカレンダーから消滅することが確定した。ニュルブルクリンクは財政的に開催が不可能であり、ホッケンハイムも財政的な理由で代わりに開催することができず、これにより今年の史上最多21戦から1戦減り、来年は合計20戦の開催となる。

 アゼルバイジャンでのグランプリは暫定版から1週間遅れの6月25日開催となり、ル・マン24時間レースとのバッティングが避けられた。今年はル・マンと同じ週末に開催され、大きな批判を受けていたにもかかわらず、暫定版では来年もまた日程が重なっていた。しかし今回の最終版では翌週に移動されたことで、ル・マンとはぶつからず、さらにカナダGPとの連戦という、ロジスティクス的に厳しいスケジュールも解消された。また来年は「ヨーロッパGP」ではなく「アゼルバイジャンGP」として開催される。

 アゼルバイジャンの日程変更およびドイツGPキャンセルに伴い、オーストリア、イギリス、ハンガリーがそれぞれ暫定版より1週間後ろにずれ、サマーブレークは当初の予定どおり4週間確保される。

 後半戦の変更としては、シンガポールとマレーシアの日程が交代となり、日本GPの1週間前に開催されるのはマレーシアGPとなった。鈴鹿での日本GPは暫定版と変わりなく10月8日に開催される。ただしドイツGP消滅により第16戦という扱いになる。

 暫定版ではメキシコとブラジルが連戦となっていたが、メキシコはアメリカの翌週10月29日に開催されることになった。

 前回発表された時点ではカナダとブラジルは「確認が必要」として暫定扱いになっていたが、どちらもその注意書きが外され、開催が確定している。

 開幕戦はオーストラリアGPで3月26日、最終戦はアブダビGPで11月26日という日程には変更はない。

2017年F1カレンダー(2016年11月30日発表)
Round日程グランプリ13月26日オーストラリアGP(メルボルン)24月 9日中国GP(上海)34月16日バーレーンGP(バーレーン)44月30日ロシアGP(ソチ)55月14日スペインGP(バルセロナ)65月28日モナコGP(モンテカルロ)76月11日カナダGP(モントリオール)86月25日アゼルバイジャンGP(バクー)97月 9日オーストリアGP(シュピールベルク)107月16日イギリスGP(シルバーストン)117月30日ハンガリーGP(ブダペスト)128月27日ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)139月 3日イタリアGP(モンツァ)149月17日シンガポールGP(シンガポール)1510月 1日マレーシアGP(セパン)1610月 8日日本GP(鈴鹿)1710月22日アメリカGP(オースティン)1810月29日メキシコGP(メキシコシティ)1911月12日ブラジルGP(サンパウロ)2011月26日アブダビGP(アラブ首長国連邦)