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吉高由里子、5年ぶり主演映画『ユリゴコロ』で殺人者役に 「貴重な経験をさせて頂きました」

2016年12月01日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)沼田まほかる/双葉社 (c)2017「ユリゴコロ」製作委員会

 女優の吉高由里子が、2017年9月公開の主演映画『ユリゴコロ』で殺人者役を務めることが決定した。


参考:新垣結衣、戸田恵梨香、堀北真希、吉高由里子……黄金の“88年世代”女優、次なる主役は?


 本作は、第14回大藪春彦賞を受賞した、累計販売部数25万部を超える沼田まほかるの原作小説を、『君に届け』『近キョリ恋愛』の熊澤尚人監督が映画化した恋愛ミステリー。ある家族の余命わずかな父の書斎で見つかった、ある殺人者の手記の謎を描き出す。


 2012年公開の『僕等がいた 前篇・後篇』以来5年ぶりの映画主演となる吉高が演じるのは、人間誰もが持っている“心の拠り所”が、生まれながらにして“人間の死”であったという主人公・美紗子。殺人という行為から逃れる術を持たずにこの世に生まれ、それゆえ強いられる悲しみの連鎖の中で、愛という感情を知り、自らに抗い、苦悩するという設定だ。


 本作では、NHK連続テレビ小説『花子とアン』以来3年ぶりに主演する2017年1月期ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)とはまったく異なる役柄に挑む。なお、撮影は9月初旬から10月中旬まで約1ヶ月間にわたって行われた。


<主演:吉高由里子 コメント>
初めて殺人者を演じます。
私が演じた美紗子は、なかなか共感しづらい部分もある難しい役でしたが、
久しぶりの映像作品で貴重な経験をさせて頂きました。
まだ完成した映画を見ていないので、どんな作品になっているか楽しみです。


<脚本・監督:熊澤尚人 コメント>
今回の主人公は、本当に大変難しい役どころではありますが、吉高さんの繊細かつ大胆な演技力のおかげで、今までにない、美しくも悲しい殺人者を表現できたと確信しております。是非ご期待下さい!


(リアルサウンド編集部)