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ボッタスのトラブルは「2015年のアメリカGPの時に似ている」とウイリアムズ

2016年11月30日 06:21  AUTOSPORT web

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レース序盤、フェリペ・マッサをリードするバルテリ・ボッタス
F1最終戦アブダビGPでのバルテリ・ボッタスのサスペンショントラブルはボッタスがサーキット上のバンプにヒットしたことにより起こったものと考えられている。

 ボッタスは7周目でリタイアとなる前には、ウイリアムズのチームメイトであるフェリペ・マッサを抜いて9番手に上がっていた。

 チーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズは、この問題が2015年のアメリカGPの週末にウイリアムズが苦しんだものに似ているのではと疑っている。

 それはボッタスとマッサの2人がオースティンのターン11でバンプにヒットした後イナーシャダンパーの故障に追い込まれた時で、それをきっかけにこの問題の再発を避けるための変更が行われることになった。

「特定のパンプがサスペンションの故障を引き起こしたように見える」と故障の原因を問われたシモンズは答えている。

「アブダビの路面はかなりバンピーで、その路面に対処する必要があった」

「おそらく2015年にアメリカで起きた事と似ているが、全て詳細に検証するまで分からないだろう」

「(オースティンでの)事故の後、同じような事が起こるのを防ぐため対策を施していたが、今回のトラブルは昨年のものと確かに似ている」

 シモンズは加えてボッタスはコースを外れていなかったのと、衝撃の原因となった高負荷がカーブ中に縁石に強く当たったためではなかったことから、彼自身が引き起こしたトラブルではないと考えている。

 ボッタスは故障への警告や原因の説明を受けていないと認めた。

 故障の前に明らかな原因や異常な衝撃があったのかを聞かれボッタスは「いや、大きな縁石もないし、いつもと変わったことはなかったよ」と答えている。

「僕の感じだとフェリペを抜いた後の2~3周後だったと思う」

「ターン9に向けてブレーキングをしてたらリヤがすごくがたがたになってきて、それからどんどん悪くなっていったんだ」