ロイック・デュバルが2017年1月6日に開幕するデイトナ24時間に初参戦。デュバルはドラゴンスピードからLMP2クラスに挑戦する。
フォーミュラ・ニッポン(現全日本スーパーフォーミュラ選手権)やスーパーGTでタイトルを獲得し、日本でもおなじみのデュバル。2012年から戦いの舞台をFIA世界耐久選手権(WEC)に移していたが、所属するアウディが16年限りでWECから撤退することで去就に注目が集まっていた。
デュバルがデイトナ24時間でタッグを組むドラゴンスピードは、ヨーロピアン・ル・マンシリーズ(ELMS)で優勝経験もある強豪。チームはデイトナにオレカ・ギブソン07を投入する予定だ。
チームメイトを務めるのは、2011年にデュバルとともにセブリング12時間を制したニコラス・ラピエールと元ルノーF1の開発ドライバー、ベン・ヘンリー、アマチュアのヘンリック・ヘドマンの見込み。
デイトナ初参戦に対し、デュバルは「本当に素晴らしい機会だ」と述べている。
「レースが待ち遠しい。セブリングで一緒に仕事をしたニコラス(・ラピエール)とふたたび仕事ができることも嬉しいし、オレカとのパートナーシップを継続できていることも光栄だ」
デュバルの来季活動については、フォーミュラE以外は決まっていないものの、先日には今月末に行われるドイツツーリングカー選手権(DTM)オフシーズンテストに参加することが明らかとなっている。