昨年の登場以来、Dセグメントの実力派として高い評価を受け、プラグインハイブリッドモデルの「GTE」などもラインナップするフォルクスワーゲンの中核モデル『パサート』シリーズに、内外装と機能装備をさらに充実させ、同時に競争力のある価格設定にしたことで商品力を大幅に強化するランニングチェンジを実施した新モデルが登場。
同時に、従来の「TSI Comfortline(コンフォートライン)」を「TSI Eleganceline(エレガンスライン)」に名称変更し、11月22日より発売開始となっている。
今回、セダンとステーションワゴンの双方で同時に実施された改良では、ハイライン、コンフォートライン、トレンドラインと展開されるグレードのうち、中間の売れ筋となるコンフォートラインを改変。「TSI エレガンスライン」となった同グレードには、フロントグリルやエアインテーク、ウインドウモールなどを加飾するクロームパッケージや、アルカンターラレザーシート、パワーテールゲートを標準装備とするなど内外装と機能装備の充実が図られた。
そのほか、エクステリアではオートハイトコントロール機能つきのフルLEDヘッドライトや、LEDテールランプ、ダークティンテッドガラスなども装備。インテリアの機能装備では、フルカラーのマルチファンクションインジケーターや、ドライビングプロファイル機能のほか、“Easy Open”機能付パワーテールゲート、リバース連動&ヒーター内臓の電動格納式リモコンドアミラーも標準となる。
また、上級グレードの「TSI ハイライン」にもLEDヘッドライトやインチアップしたアルミホイールを標準装備するなど機能装備の充実に加え、先進的なフルデジタルメーターや駐車支援システムなどをオプション(テクノロジーパッケージ)設定。同パッケージには電子制御四季のディファレンシャルロック機構の“XDS”も備わるなど、大幅な機能強化がなされた。
価格は「TSI エレガンスライン」のセダンが379万9000円。ワゴンのヴァリアントが399万9000円。「TSI ハイライン」は、同443万9000円と463万9000円となっている。
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