2016年F1アブダビGP決勝で、マノーのパスカル・ウェーレインは14位、エステバン・オコンは13位だった。
■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 決勝=14位
今回もまた強力なパフォーマンスを発揮し、最高の形でシーズンを締めくくることができた。
最初のピットストップはうまくいかず、大きく順位を落としてしまった。予選でいい結果を出して16番グリッドからスタートしただけにすごく悔しかった。
そこから挽回するために戦い、いくつか順位を上げた。チームメイトとは戦略が違っていたので終盤、彼を押さえ切るのは不可能だった。僕の方はかなり古いソフトタイヤを履いていたんだ。でも少なくともザウバーの前でフィニッシュすることはできた。
最終戦にふさわしい素晴らしいレースだった。最後まで一緒にいい戦いをしてくれたチームの全員に感謝したい。
本当に素晴らしいF1デビューシーズンだった。マノー・レーシングの皆のおかげだ。こんなに長い間ポイントを保持していたというのに、ランキング10位を失ったのは悲しい気がする。すごくついてなかった。でもオーストリアのあの日のこと、一緒に祝ったことはいつまでも忘れない。協力し合って進歩するため、懸命に努力してきたチームの皆にありがとうと言いたい。
エステバン・オコン 決勝=13位
すごくうれしいよ。昨日の予選の後、僕がかなり悔しがっていたことは皆知っていると思う。もうグリッド10列目はうんざりしていたんだ。でも今日はすごくいいスタートを決めて、1周目でポジションを3つ上げた。一時は11位を走っていたし、ザウバーとの戦いという面でも期待が持てそうだった。(フェリペ・)ナッセを抜けるだけの速さはあったのだけど、接触してしまい、フロントウイングのエンドプレートを失った。2回目のピットストップを行い、チームメイトに追いついて、最終的に追い越した。2台揃っていい位置でフィニッシュしてシーズンを締めくくった。ブラジルの埋め合わせをするのには足りないけれど、この2週間は最大限の仕事をしたといっていいだろう。だから満足だよ。
F1キャリアをスタートする、素晴らしいチャンスをくれたマノー・レーシングには感謝してもしきれないほどだ。大きな喜びを感じたし、あらゆる面で学習し、それは今後のキャリアにおいて重要な経験になるだろう。いつまでも感謝の気持ちを忘れないよ。
僕は他のチームに移るけれど、いつもマノーのことを応援していく。このチームには大きなポテンシャルがあるんだ。近いうちに、コース上でいい戦いができるかもしれないね。