2016年F1アブダビGP決勝で、ルノーのケビン・マグヌッセンはリタイア、ジョリオン・パーマーは17位だった。パーマーはカルロス・サインツJr.とのクラッシュの原因を作ったとして5秒のタイムペナルティを科された。
■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=リタイア
僕のスタートはあまり良くなかった。そして、ターン8で(ダニール・)クビアトと争っていた時に、別のクルマと接触してしまったんだ。たぶんマノーかザウバーだったと思う。それで僕のクルマはサスペンションにダメージを負った。それでも何とかレースを続けようとしたけど、何かが壊れているのは明らかだった。
すばらしい仲間と過ごしたいいシーズンを、こんな形で終えたくはなかったんだけどね。まあ、ルノーとしてはあまりいいシーズンではなかったとしても、僕は多くのことを学び、チームとすばらしい時間を過ごせたし、大勢のいい人たちと知り合いになれた。ルノー・スポールの今後の活躍を祈っている。そして来年もまた、みんなとパドックで楽しい時間を過ごせるはずだ。
ジョリオン・パーマー 決勝=17位
スタートは本当にうまく決まって、11番手まで浮上し、しばらくの間はウイリアムズ勢について行くことができた。ただ、残念なことに僕らのクルマは、タイヤのデグラデーションが信じられないほど激しかったんだ。全体的なペースはまずまずだったものの、タイヤがすぐにダメになってしまうので、3ストップを強いられた。
レースを通して、まわりのドライバーと戦おうとしたけど、グリップがない状態でのバトルは本当に難しかった。カルロスが必要以上にスペースを空けたので、彼をパスしようと狙ったところ、彼がほんの少し早めにブレーキを踏み、僕はタイヤのグリップが落ちていたために減速しきれなかった。ああいう結果になって本当に残念だ。