11月27日、ドイツのべルリン市内にあるポツダム広場に隣接するテンポドロームで、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)各カテゴリーでタイトルを獲得したチャンピオンたちの年間表彰式であるガーラセレモニーが開催された。
ロードレースからはMotoGP世界選手権、MotoGPクラスのマルク・マルケスを筆頭に、Moto2クラスのヨハン・ザルコ、Moto3クラスのブラッド・ビンダー、Moto3ジュニア世界選手権のロレンソォ・ダッラ・ポルタ、スーパーバイク世界選手権(SBK)のジョナサン・レイらが参加。モトクロス、エンデューロ、クロスカントリーラリー、トライアルなどの計34名のチャンピオン、11のチャンピオンチーム、7名のレジェンドライダーたちが勢ぞろいした。
マルケスはセレモニーで「僕の周りには素晴らしいスタッフとチームがある。今年は最高のパッケージではなかったけど、今は先行して多くの作業を進めている。気分は良いよ」とコメント。
Moto2クラスチャンピオンのザルコは「タイトルを守ることは非常に困難だった。すべてのライバルたちは僕を倒そうとしていた。(オフシーズンの)テストはMotoGPマシンを理解するためには良い。かなり興奮しているよ。MotoGPは夢だからね」と述べ、Moto3クラスチャンピオンのビンダーは「素晴らしいシーズンだった。僕と僕の国にとっても素晴らしい」とコメントした。
また、1962年、1964年、1966に世界GP125ccクラスでチャンピオンに輝いたスイス出身のルイジ・タベリがサーキット・レーシング・レジェンド、1994年と1995年に世界GP125ccクラスにフル参戦した井形ともがウーマン・レジェンドとして表彰された。