2016年F1アブダビGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは6位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=6位
僕にとって楽なレースではなかった。クルマは決して悪くなかったけど、タイヤを持たせるのが難しくて苦しんだ。特にフロントを良い状態に保つために、ずっと苦労していたんだ。
スタート直後はいいポジションにいた。だが、ソフトの1セット目で苦戦を強いられて、順位を失うことになった。それでもスティントの終盤にはグリップが戻ってきて、持ち直したんだけどね。
セブ(ベッテル)が迫ってきた時には、彼が違う戦略で走っていることを知っていたから、すぐに先に行かせた。
言うまでもなく、今年は厳しいシーズンになり、チームとして望んでいた形には程遠かった。ただ、最近はすべてがうまく行っているし、きちんとやるべきことをやっている。僕らに必要なのは、この調子で仕事を続けることだ。クルマが大きく変わる来年こそ、僕らが本来いるべき位置にいられることを願うよ。