2016年F1アブダビGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位、ジェンソン・バトンは右フロントサスペンションの破損により12周で最後のグランプリを終えた。チームはコンストラクターズ選手権6位を獲得した。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
まず最初に、マクラーレン・ホンダチームのメンバー全員に感謝したいと思います。皆が、長い2016年F1シーズンを通してしっかり仕事を成し遂げました。今年も試練の年でしたが、協力し合って達成した成果をとても誇りに思います。
アブダビGPは悲喜こもごもの週末でした。ジェンソンは序盤にリタイアしなければなりませんでしたが、それでも短い周回数の中で、彼が望んでいたように、いいレースをし、しっかり戦いました。フェルナンドは見事な走りをしてチェッカーフラッグまで攻め続け、ファイティングスピリットを見せつけました。難しいレースだったので、完走して1ポイントをつかむことができて喜んでいます。そういった面ではチームにとってよかったと思います。
明日からは2017年に向けた開発作業を全力で行っていき、冬の数カ月でパフォーマンスを向上させていきたいと考えています。
最後にジェンソンに対して言いたいことがあります。私たちの友人、同僚、ヒーロードライバーでいてくれてありがとう。来年は毎戦は会えなくなり、とても寂しくなります。ですがあなたも私たちが恋しくてたまらなくなるはずなので、きっとすぐに会えるでしょう!