2016年F1アブダビGPの金曜プラクティスで、トロロッソのダニール・クビアトは22位/22位、カルロス・サインツJr.は8位/21位だった。クビアトの左リヤタイヤが2回パンク、原因が100パーセント明らかではないとして、FP2でチームはサインツの走行も取りやめた。
ピレリのレーシングマネージャー、マリオ・イソラは、「問題はタイヤに関連したものではない」「データを分析するのはチームの仕事だ。2回ともタイヤには問題はなかった」と述べている。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト フリー走行1=22位/2=22位
パンクについて深く分析する必要がある。解決すると信じているけどね。チームはやるべきことを分かっているし、僕にできるのはコースに出て走ることだけだ。
カルロス・サインツJr. フリー走行1=8位/2=21位
僕のマシンには何の問題も発見されなかったけれど、オースティンの時と同じだった。あの時は僕に2回(パンクの)問題が起きた。
今回初めて、チームとFIAが、安全上の懸念があるということで、僕を走らせないことに決めた。それについて批判するようなことはできない。
今、チームが解決法を探しているところだ。(タイヤに)接しているかもしれないパーツをすべてチェックしている。FP1とFP2の間でその作業はしたけれど、(再発したということは)少なくともダニールのマシンに関してはうまくいかなかったということだ。
問題を解決するためにはまず原因を見つけなければならないけど、今のところまだ見つかっていない。今夜、チームから原因が分かったよと言われれば完全に安心できるが、今はまだ原因が分からない。