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国立新美術館で「安藤忠雄展」開催、原寸大の「光の教会」展示も

2016年11月25日 17:52  Fashionsnap.com

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光の教会,1989年,大阪府 Image by: 安藤忠雄
日本を代表する建築家 安藤忠雄の半世紀にわたる活動に迫った展覧会「安藤忠雄展―挑戦―」(以下、安藤忠雄展)が、国立新美術館で開催される。元ボクサーという異色の経歴をもつ安藤の原点から現在取り組んでいるプロジェクトまでを紹介する。会期は2017年9月27日から12月18日まで。

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 国立新美術館の開館10周年記念として企画された「安藤忠雄展」では、初期の代表作である「住吉の長屋」をはじめ、「表参道ヒルズ」や「水の教会」「ベネッセハウスミュージアム」など国内の建築物に加えて、100を超える住宅作品やメキシコの「モンテレイ大学RGSセンター」、現在もパリ中心部で進行しているかつての穀物取引所「ブルス・ドゥ・コメルス」の改修プロジェクトといった海外で手がけた作品を紹介。「原点=住宅」「抽象化された自然」「余白の空間」「風景の創造」「記憶の継承」という5つのテーマで構成され、スケッチや模型、写真、映像などの資料とともに安藤忠雄の活動の軌跡に迫る。会場では、原寸大の「光の教会」を再現したインスタレーションが展示される。
■国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―TADAO ANDO: A CONTINUING CHALLENGE会期:2017年9月27日(水)~12月18日(月)休館日:毎週火曜日開館時間:午前10時~午後6時 金曜日は午後8時まで     *入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館 企画展示室1E+屋外展示場(東京・六本木)問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)