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フェイスリフトと同時に最新ディーゼル搭載の『シトロエンC4ピカソ』が登場

2016年11月25日 12:21  AUTOSPORT web

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最新ディーゼルを搭載した「シトロエン・グランドC4ピカソ」
先代に引き続き、シトロエンのマルチ・パーパス・ビークルとして日本市場でも根強い人気を誇る『C4ピカソ/グランドC4ピカソ』に、先日よりPSAのラインアップに一斉投入されてきた最新のクリーンディーゼルエンジン「BlueHDi」を搭載、さらにフェイスリフトを施した上で最新の運転支援技術を充実させた新型モデルが来春より上陸開始となる。

 それに先駆けて、シンプルな装備を搭載し価格を抑えた『グランドC4ピカソ FEEL BlueHDi』が、11月21日より限定200台で発売開始となっている。

 プジョーの308や508、そしてシトロエンC4などにも搭載された「BlueHDi」は、1.6リッターと2.0リッターの構成だが、150PSを発生する2.0リッターはピカソ専用に最適化されたチューンとなる。最大トルクは2000rpmで370Nmを発生し、ガソリンエンジンモデルと比べ+54パーセントと大幅に向上。加速性能に優れる上、グランドC4ピカソでも18.0km/リッター(JC08モード)の省燃費性能を誇る。もちろん、排気ガス後処理装置は尿素SCRとDPFの2段構えとなる。

 また、フェイスリフトが施されたエクステリアは、従来は異なっていた5シーターと7シーターのフロントマスクを共通化し、同モデルとしての視認性を向上。ブラックの縁取りが追加されたヘッドライトを筆頭に、上下2分割され、その下部にはフォグランプユニットを含む幅広なデザインにC型クロームデコレーションも施されたバンパー形状が最大の変更点だ。




 インテリアでは、ダッシュボードのアクセントカラーをブリリアントブラックに、シートも新素材のブラック&グレーのコンビネーションが標準となり、全体にスポーティな印象が高められた。

 そのほかではハンズフリー電動ゲートの採用に加え、歩行者検知の衝突軽減ブレーキ、前車追従クルーズコントロール、LKA(レーン・キーピング・アシスト)、ステアリング警告付きブラインドスポットモニターなど、最新の予防安全技術が一挙に採用されているのも、ファミリーで楽しむミニバンにとっては大きなトピックスとなる。

 ボディカラーには新色として「ラズーリ ブルー」と「サーブル」が追加され、全6色展開となり、価格は5シーターの『C4ピカソ』が347万~372万円。7シーターの『グランドC4ピカソ』が355万~380万円。また、先行する限定車の『グランドC4ピカソ FEEL BlueHDi』が、372万円となっている。