本を読んでいて、知らない言葉に出会ったとき、辞書を引くことができる。
子どものころ、こうした習慣を身につけているかどうかで、その人のその後の読書生活や語彙量はかなり違ってくるでしょう。
だからこそ、幼い頃からの「辞書体験」は重要です。
学研プラスから刊行されている『新レインボー はじめて国語辞典』(金田一 秀穂監修)は注目すべき一冊。子どもが辞書ぎらいにならないための工夫が随所に散りばめられているからです。
例えば、そのページに載っている言葉がひと目でわかるという「ことばのテーブル」は、言葉が探しやすくなり、国語辞典のしくみを理解する助けにもなるのだそう。
また、読みやすさを重視したレイアウトやイラストや写真は、これまでの「辞書」のイメージを大きく変えるものになっています。
子ども時代、辞書を引くのが面倒くさくてイヤだったというお父さん・お母さんも楽しめるはずです。
(新刊JP編集部)